ナナツモリ・タムラのblog。      「写真と遊ぼう」をテーマに      写真のはなしいろいろ。         僕の写真もすこし…。


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7月の授業日

7月の授業日_e0175258_17245758.jpg

7月に入りましたね。
今月の各クラスの授業日を確認しておきます。
振り替えなどこちらを参考にしてください。

写真教室「とびら」
□授業内容「モノを撮ろう」
Aクラス(第2土曜 10:00~) 7月11日(土)
Bクラス(第2水曜 10:00~) 7月8日(水)
Cクラス(第4水曜 13:00~) 7月22日(水)
Dクラス(第2金曜 10:00~) 7月10日(金)
Eクラス(第2土曜 14:00~) 7月11日(土)

写真クラブ
□吉野ロケ
7月9日(木)9:30集合

☆この夏もた~くさん写真を撮りましょう!!
# by nana-photoroom | 2009-07-04 17:15 | おしらせでござる

ポートレート。海で撮ってきました。

ポートレート。海で撮ってきました。_e0175258_17363179.jpg


ポートレート。海で撮ってきました。_e0175258_171651100.jpg


ポートレート。海で撮ってきました。_e0175258_1752944.jpg


ポートレート。海で撮ってきました。_e0175258_1752059.jpg


ポートレート。海で撮ってきました。_e0175258_1654644.jpg

# by nana-photoroom | 2009-07-03 17:00 | 写真ノート

やなせななさんのはなし

やなせななさんのはなし_e0175258_17342234.jpg

今日はお仕事の話を少し。
今僕は、シンガーソングライター「やなせなな」さんの新しいアルバムの
CDジャケット撮影を担当させていただいてます。

この3月頃に撮影をスタートしてます。
メインとなる写真は、やなさんが実際に卒業した小学校で撮影してきました。

その間もレコーディングスタジオにお邪魔して
スタッフの方々の撮影をさせていただいたりもしました。

歌手、演奏家やエンジニアのみなさん、フォトグラファー、
デザイナー、CDを販売するお店…などなど
一枚のアルバム(作品)が出来上がるまでに、多くの人の手に渡るんですね。

当たり前のことなのかもしれないけど、クライアントが関わる仕事を除いて
ほとんどの場合、1人ないし2人で仕事を完結させる
僕にとってはすごく新鮮な風景に映りました。

一緒に仕事をする。「全員で作品を作る」…いいなあ!!
(写真教室でも何かみんなでやってみようか…)

やなせななさんのはなし_e0175258_1751156.jpg

















やなせななさん。
可愛らしいそのお姿からは
想像もできない、
とてつもないパワーが眠ってます!
とっても魅力的な女性です。



撮影中、感情移入していただくために、ななさんに歌っていただきました。

もう使われなくなった静かな校舎に、美しい歌声が響き渡っていました。
アシスタントを務めてくれた2人と僕、あとはまだ新しい黒板や下駄箱たち。
なんてラッキーなんでしょう。特別な時間でした。

発売はまだもうちょっと先の、この秋ごろの予定です。
また正式なリリースが決まったらこちらでもお知らせしますね。

やなせななHP
# by nana-photoroom | 2009-07-01 13:43 | 仕事のはなし

神様仏様ハッセルブラッド様

神様仏様ハッセルブラッド様_e0175258_16512334.jpg

突然ですが、僕に新しい趣味ができました。
それはな、ななななんと。ずばり「カメラ(写真)」です。(笑)
そうです、仕事とは別の、「楽しむ写真」に今どっぷりはまっています。

といっても趣味でのカメラはもっぱらフィルムカメラです。

きっかけは、故障して防湿庫に眠っていたハッセルブラッドを、
高額な修理代金覚悟で修理に出したところ、以前にもまして元気になって戻ってきたこと。
(実際は思ったほどかかりませんでした、もっと早くに出しておけばよかった…)

20代前半の極貧時代に、確か3年?のフルローンで購入した若さと勇気の証!(笑)

神様仏様ハッセルブラッド様_e0175258_1621638.jpg


消費期限の切れた古いブローニーフィルムを入れて試しに撮影してみたところ、
カール・ツァイスレンズの美しくシャープな描写力にすっかり魅了されてしまって
すっかりこのカメラの虜になってしまいました。

ハッセルには「作法」なるものまで存在し、使い方や操作の順序を誤ると
簡単に壊れてしまうという、非常に繊細なカメラで
使う側の知識や経験が多少必要になるカメラです。
(当時の僕はこの作法を知らず、壊してしまったのは言うまでもありません…)

このカメラには、当たり前についている露出計が内蔵されていないため、
正確に適正露出を得るためには、別途単体露出計を用いる必要があります。
↓こんなやつです。
神様仏様ハッセルブラッド様_e0175258_168414.jpg
こういうカメラに慣れてくると大体の露出はイメージできたりするものです。
晴れの日中なら、ISO100で、大体F16、SS1/125くらいで適正露出。
日陰はここから絞り2段分開けて、夕暮れは3段くらい開けて…など。

最新のカメラのほぼすべてが自動的に露出を計ってくれるため、
このあたりの写真撮影に必要な「勘」が育たないのはやむをえないことなのかも。





歴戦の写真家たちは、こういった勘や経験を積み重ね
誰にも真似できない写真表現を可能にしてきました。
カメラそのものに、写真の撮り手たちは育てられてきたのかもしれません。


…ちょっと話がそれましたね。もう少しこのカメラ(ハッセル)の話を。
フィルムサイズは基本6×6(単位はcm)の正方形です。
6×6サイズは昨今のフィルムカメラブームの中でも人気が高く、ホルガやダイアナなどの
トイカメラでもこのフォーマットが使われているのはみなさんもご存知かと思います。

写真家では、川内倫子さんの作品なども同じ6×6サイズで撮影をされてます。
(彼女のカメラはローライフレックスという2眼レフカメラですが)

神様仏様ハッセルブラッド様_e0175258_1711443.jpg

こういう時代だからこそ、こういったカメラを選ぶのもいいかもしれませんね。

ファインダーを隅々までよく見て→ピントや露出を決める→じっくり撮る

「カシャッ」「シュボッ」

写真を撮るひとつひとつの動作の中に、背筋が伸びるような感じ…緊張感。
私たちの住む世界が、大切な目の前の人が、写真に成る。

デジタルカメラにもフィルムカメラにも、
それぞれの素晴らしい特性があり信念があります。
どちらを手に取ることになっても、「撮りたいものを撮る衝動に基づいてシャッターをきる」
ということに変わりはありません、カメラは本当に面白くて、美しいです。

マニュアル操作で動かすフィルムカメラ。
クラシックカーのようにかっこよくてドキドキしますよ。
カメラが全部をやってくれなくても、それ以上の本質的な喜びがあるように思います。
35mmの一眼でも、ブローニーの中判カメラでも。
今後のカメラライフにおいて、是非みなさんにも一度は手にとっていただきたいなあ。

マニュアルカメラ少しほしくなりました…?(笑)
近いうち、中古カメラ屋さんをいくつか紹介するのでお楽しみに~。
# by nana-photoroom | 2009-06-27 14:55 | 機材いろいろ

三脚のはなし

三脚のはなし_e0175258_15305270.jpg

今週の授業で「とびら」クラスの6月の課題が出揃いました。
(上写真は真剣な表情の生徒さん☆)
テーマは「初夏」組写真4枚での提出でした。
どのクラスも誰一人適当に作った作品はなく、とても楽しく拝見させていただきました。
お忙しい中、本当によく頑張っていただきました☆

詳しい総評は今回はあえてはしょらせていただいて、今回は別のテーマでお話させてください。
ちょっと気になった点がひとつだけありました。
これはほぼ全員にいえることなのですが…
ピントが甘い(もしくは手ブレを起こしている)写真が非常に多い、ということです。

まだ写真をはじめたばかりですのでこれは全然普通のことですし、
何も悲観することはありませんよ~!!
ただ、いい機会ですのでここらで三脚の導入をおすすめしておきます。

最近、生徒さんから三脚の相談を受けることが多く、
せっかくなので、簡単にですがいくつかおすすめの三脚を書いておきますね。
ただ、三脚は目的や機材によってチョイスが全く違ってくるので
すべての人に当てはまるものではありませんのであしからず。

三脚のはなし_e0175258_15395398.jpg

まず、三脚を選ぶ際に見るポイントがありますのでいくつか、簡単に書いておきます。
このスペックの違いによって価格が変わったりします。

□耐荷重
どの重さのカメラまで乗せられるか。高価な三脚は10数キロの重さまで耐えられます。
重いボディーやレンズなどを使っているかたは特に注意してください。

□足の高さ(低さ)
どの高さ(低さ)まで三脚の足を伸縮できるかどうか。センターポールを伸ばさずに
(足だけで)目の高さにカメラのファインダーがくるのがベストです。

□パイプの直径
一番太いもので38mmくらい。細いもので20mmくらいです。
25mmから28mmくらいを選ぶといいですが、値段もそれなりにします。
パイプの太さと耐久性は比例します、太いほど丈夫でしっかりとカメラを支えてくれます。

□三脚の重さ
使い方によって違いますが、頻繁に三脚を持ち運ぶ場合はカーボン素材などが軽くてよいです。
他には、素材としてジュラルミンやアルミなどがあります。

□雲台の使い勝手
三脚の一番上の、カメラを載せる部分を「雲台」といいます。
基本は、パン棒つきのパンハンドル雲台がいいです(上の写真もパンハンドル雲台です)
他には、スピーディーにカメラをぐるぐると動かせる自由雲台が有名ですね。
プロやハイアマチュアは三脚の足と雲台を別で購入したりして、
使いやすいようにカスタマイズしたりしてます。


それでは本題に入ります。いくつかおすすめできる三脚を。
まずこちら。

ベルボン Geo Carmagne E645
ベルボン Geo Carmagne E635

私もこのタイプの旧型(最近モデルチェンジしました)を使ってますが、
足の伸縮はスムーズ、2WAY雲台も使いやすくて重宝してます。
上記2つは似ているのですが、大きな違いとしては
長さを調節するパイプが、3段か4段かということでしょうか。


次におすすめするのはこちら。

カーボンマスター 914PRO II
三脚メーカーSLIKの上位機種。かなり使い勝手もよく、評判も上々です。
学生時代に私が使っていた同じSLIKの三脚と比べても段違いの軽さ、使いやすさ。
三脚も進化しているんですね!


次は違う思想で。変わらない美学、定番。

クイックセット ハスキー3段

発売以来ほぼ30年、全くかわらない設計で、今でも世界中で愛される定番三脚。
雲台がとても使いやすいと評判です。素材はジュラルミンです。
こちらは雲台を交換することができません。(交換する必要がないくらい使いやすい雲台らしい…)

同じクラスでいえばこれなんかも。

マンフロット055CXPRO3

スペックは上記ものたちと遜色ありません、(もちろん値段も…)
マンフロットの三脚はデザインがかっこいいですね。
予断ですが、私は最近マンフロットの一脚を購入しましたが良いですよ~。

…と上記のものは価格帯も5万円前後でちょっとお高めです。


さて、ここからはもう少しお手ごろな値段ゾーンです。

SLIK プロ 500 DX-III

アルミ・マグネシウム・チタンの合金ですが、耐荷重も5キロまでいけます。
水平を計る水準器もついてますし、ウレタングリップで高級感もあり。
価格以上の価値がありそうです。生徒さんはこのあたりが狙い目かもしれません。

つぎはもうちょっと安く。

スリック カーボン 814 EX

コストパフォーマンスはいいようですが、
少し雲台の使い勝手がまだまだのようです。ただ価格を考えると十分ありじゃないかなあと。
追加で使いやすい雲台など購入すると、結局値段は上のクラスに迫ってしまうかもしれません。

これでもまだ高いというかたに…さらにお安く。

ベルボン ULTRA LUX i L

重量のあるカメラ(中級機以上)や重い望遠レンズなどにはおすすめできないです。
キスデジなどの入門機で、普段使いの使用ならOKです。軽いし女性にはいいかも。
ただ、スペックはやはり値段相応といったところでしょうか。

番外編。
私の憧れの三脚メーカー、プロのフォトグラファーに選ばれ続けてきたブランド。
かっこいいし安定性抜群です。いつかきっと…

GIZZO(ジッツオ)

ちなみにこのお値段はもちろん、雲台は別料金ですよ~(笑)


今回はみなさんの参考になればと思い、少数ですがピックアップさせていただきました。
(もちろん、これ以外にも素晴らしい三脚はたくさんありますよ)

カメラを固定するだけの機能なのにこんなに高いのか!!と思うかもしれませんが
実際に触ってみると、足の伸ばしやすさや素材の追求、雲台の使いやすさなど
各社とも血のにじむ企業努力をされていて、きちんと値段に見合うものになってます。

三脚は一生ものです。ず~っと使えるので、ここは多少頑張って
是非とも奮発していただきたいなあと(笑)
写真がバシッと決まりますよ!!

例えばヨドバシカメラ。かなりの量の三脚を手にとって使い勝手を確認することができます。
三脚は、一度必ず実機に触ってみることをおすすめします。
信頼できる中古カメラ屋さんで買えば、状態がよいものでも、もう少しお安く購入できます。

少しは参考になったでしょうか…。

最後に先生からのお願いです。
みなさん三脚を是非!買ってくださいね~。…なるべくでいいので…
# by nana-photoroom | 2009-06-21 14:09 | 機材いろいろ