ナナツモリ・タムラのblog。      「写真と遊ぼう」をテーマに      写真のはなしいろいろ。         僕の写真もすこし…。


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5周年を迎えました

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本日、11月26日ナナツモリはおかげさまで5周年を迎えることができました。

今朝もいつものように、お店に出勤してランチの仕込みをして掃除をして、お客さまを迎える準備をしていることが、とてもとても幸せに感じます。

お客様に来ていただくことができなかったら、ぼくらのあたりまえのこんな日常もなくなってしまうんだなあと改めて感じました。

本当にありがとうございます。

ナナツモリがはじまる前のこの建物は、ずっと誰にも借りられることもなくただずっとこの場所にあったのだけど、
もしかしたらぼくたちをずっと待っててくれたのかな、と今になれば思います。

しんどいことも楽しいことも、ここで過ごす毎日が、いま自分の全てになっています。

カフェのお客様をはじめ、写真室で撮影させていただいたみなさま、おつきあいくだっさってるお店の方々、写真教室の生徒たち。
この店がなかったら出会えなかったんだなあと思うと、胸が熱くなります。

そして、5年間ぼくたちを支えてくれた、かわいいかわいいスタッフたち。
いまいるスタッフはもちろん、卒業していったメンバーたちもね。
カフェを華やかなに彩ってくれました。
彼らの支えなしでは、こうしてお店を続けることはできなかったと断言できます。
みんな本当にありがとう。

最後に、すっごく個人的で申し訳ないのですが
ぼくが思いついた突拍子もないアイデアや思いつきを形にしてくれてたり、ぼくの自由気ままなひとり行動を笑って見送ってくれたり、目に見えにくい難しい地味な仕事に奔走してくれる明日香さんに感謝をこめて。

まだまだ未熟で未完成な場所で、思い通りにできないことだらけですが
カフェも写真室も、みなさんとともにナナツモリらしく遊び心あふれるお店を作っていきたいです。


これからもどうぞよろしくお願いいたします。
# by nana-photoroom | 2012-11-26 14:46

Laboエントリー受付開始

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LABO 10月11月12月エントリー受付開始の講座 

☆エントリーは必ずphoto@nana-tsumori.comにお願いします。

□10月26日(金)18:30〜
<RAW現像ソフトLightroom実演編>
・参加費:2000円
・場所:ナナツモリ
・最低催行人数:6名(人数に満たない場合は中止)
・エントリー締切り期限:今日から10月12日(金)まで
わかってるようでわかってない…RAW現像。改めてか考えてみよう。今回授業で使うソフトはLightroomに限定します。実際に操作をしながら写真の仕上げ方を勉強しましょう。まだソフトを持ってないかたも参加してみて下さい。
写真の仕上げ方のポイントがわかるかもしれません。、実際にみなさんのデータを持ち寄って最適なRAW現像を一緒に考えてみましょう。
※実際にRAW現像してみたいデータを数枚CDデータで持ってきてください。

□10月27日(土)14:00〜 
<写真の残しかたワークショップ『レイヤードアクリルパネル』をつくろう>
・講師:saorinさん
・参加費4000円
・場所:ナナツモリ
・定員:8名※定員になりました。追加講座などの最新情報はsaorinさんのHPをご覧ください
・エントリーはsaorinさんまで

□10月28日(日)14:00〜
<ワークショップ『洋装豆本写真集』をつくろう>
・講師:saorinさん
・参加費5000円
・場所:ナナツモリ
・定員:8名※定員になりました
・エントリーはsaorinさんまで

東京で写真企画室「ホトリ」を運営されていますsaorinさんは、写真雑貨の第一人者。すでに多くの本を出版されており、撮影した後どうやって写真を残していくか、を日々考えおられます。
詳細はリンクをご覧くださいね。とても人気の講座ではやくも「レイヤードアクリルパネル」はもう枠が1つ…洋装豆本は残り枠3です。人数が集まれば、レイヤードアクリルパネルのみ追加講座できるようなので、希望者はsaorinさんまでご連絡ください。
(洋装豆本は追加の講座はありませんので興味があるかたはお早めに!!)
※この講座はラボメンバー以外も申込できます。

写真企画室ホトリ

※saorinさん企画の受付申込はナナツモリではなく、saorinさんへ直接メールしてください。詳しくはリンクをご覧ください。

□11月24日(土)18:00ごろ
<夜の撮影会、街へでよう難波編>
・参加費:2,000円
・場所:難波周辺
・最低催行人数:6名(人数に満たない場合は中止)
・エントリー締切り期限:今日から11月10日(土)まで
ひさしぶりのロケは夜の街を撮影してみよう。場所は難波周辺、カメラ片手に都会の街をシューティング。気分は森山大道!!よかったらそのままごはんでも…ってコースです。
11月中旬ごろに参加希望者に、待ち合わせ場所やごはんのことなど詳細連絡します。

□12月21日(金)18:30
<夜のつどい、課題「つくりこみ写真」>
・参加費:1500円
・場所:ナナツモリ
・最低催行人数:4名
・エントリー締切り期限:今日から12月7日(金)
通常の夜のつどい、です。写真をみますよ。課題は「作り込んだ写真」たとえばやなぎみわとか。
なんてね、そこまでじゃなくてもいいです。でも、自分で世界感を決めて、画面構成を練りにねって作り込んだ1枚の写真を見てみたい。
気合いのはいった1枚でOK。夜のつどいは課題なくても参加のみでもOKですよ。


芸術の秋。
そろそろ写真、はじめません?^^
# by nana-photoroom | 2012-09-27 14:40

Ulsan photo academy

韓国のお話、今回の記事で完結です。

Ulsanでの滞在中、ぼくはulsanでも郊外の海の前のホテルに宿泊していました。ここはとっても居心地のよい場所で、散歩して日記を書いて、ただ何にもない時間を過ごせました。
ひとりで泊まるには十分すぎる広さだったのに、すっごく安かったんですよ〜。
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この国で、小学校で写真を学ぶこどもたちに会えたのと同じくらい素晴らしい時間を過ごすことができた場所がもうひとつあります。
ホテルから30〜40分車を走らせたUlsanの中心街にある、小さなビルの階段を上るとそこはあった。

Ulsan photo academy

下の写真はEun Gyeongが先生を勤めているUlsan Photo Academyの生徒たち。彼らはほとんどが高校生です。簡単に言うと、ここは写真の専門学校とかではなくて、写真系の大学に入るための写真を勉強する塾みたいな位置づけの学校です。
大学受験時に、写真学科はポートフォリオ(作品)の提出が義務づけされているため、大学に入る前から写真を学んでおく必要があるんですね。
このアカデミーはそんな子供たちが通っています。暗室の前でプインプイン♪
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撮ったフィルムを自分の手で「現像」→「停止」→「定着」。1枚ずつ丁寧にプリントする。
一枚の写真をきちんと見るために必要なこれらの行程。
当たり前だけど写真は撮って終わりじゃなかった。すごくシンプルな「写真」の流れがここにはあって。

ぼくは自分の写真を大切にできているだろうか——。

同時に、写真本来のもつ「美しさ」を改めて思い知った。写真はこうあるべきというものを真っ正面から突きつけられた感じ。あまりにもカメラがカジュアルになることで、こんな当たり前のことも忘れかけていた。デジタルカメラ全盛の中、フィルムさえ見たことがない世代が多くいる中で、まだ18歳くらいの若者たちが暗室で写真を焼いている姿がただただうれしかった。

授業が終わると彼らはドーナツをほおばり、ばかな話をして輪になって騒いでよく笑った。素顔は普通の高校生。でもその3分後にはネガを真剣に見て、暗室道具をきれいに洗っている。
その動作のひとつひとつがとても美しかった。
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写真家の卵になるためこどもたちを育てる場所。
ぼくはここが大好きになった。この場所に行くために、彼らにに会うために、ただそれだけの理由で韓国に行けるくらい!!

最後に、彼らに質問をした。
「あなたたちは写真家になりたいの?」

何言ってるの?って顔で
「もちろん」って言った。
あたりまえだよね。いつかあなたたちが韓国で(世界で)活躍するフォトグラファーになることを心から願っています。

最後にここでも記念写真。(ぼくのへんな髪型に関してはスルーしてください)
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最後に、このアカデミーで出会っためがねのおとこのこのはなし。
彼の名前はSung Won。(彼は高校生ではありません)
彼はとても面白くて、人懐っこくて、そしてとってもとっても写真が好き。
写真が好きすぎて、彼女とのデートでも写真ばっかり撮って「私と写真とどっちが大事なの?」ってふられた経験があるくらい(笑)

彼はぼくをとても慕ってくれて、明日大事なテストがあるのに、ぼくも一緒にhiroと遊びにいく!とバイクで駆けつけてくれた。一緒にサムギョプサルを食べて、綺麗な花が咲いている場所を案内してくれた。(彼はとてもロマンチストだ)
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(日本に帰ってから彼の背負っているカメラバッグをまねして買いました!)
Sung Wonは、夜中おなかがすくだろうから、とファミリーマートで辛ラーメンとキムチをおごってくれた。ベトナムの夜行列車で同室になったフランス人におごってもらったカップラーメンに続いて、ここ韓国でも、またも最高級においしいカップラーメンにありつけた。
ありがとう。

別れ際、彼はぼくに「아쉽다(アシプタ)」という韓国語を教えてくれた。これはバイバイするときに、別れがたい、名残惜しい気持ちを表すときに言う言葉なんだって。かわいいやつめ!
君が日本に来たら、きみのしたいことを全部させてあげるよ!!(笑)

こんなにも近いのに、いろんな意味で距離を感じていた韓国という国が、ぼくにとってとても身近で特別な国になった。
韓国のはやりのドラマや音楽はまったく知らないけど、再び会いたい人がたくさんできたからきっと何度も足を運ぶだろう。
人懐っこくて、愛情深くて、素晴らしい人がたくさんいる国でした。

そして、この旅のあいだ中ぼくのためにあらゆる準備をしてくれて、とても感動的な体験をさせてくれたEun Gyeongに感謝。

写真を撮ることも楽しいけど、写真を中心に広がって繋がっていくことはもっともっと好きだ。

おしまい。
# by nana-photoroom | 2012-08-09 20:13

韓国の写真教育 小学校訪問 

更新の間隔があいてしまってすみません…。こりずにおつきあいくださいね。

ぼくの韓国視察の最大の目的。そして一番楽しみにしていたのがこの時間です。
子供たちへの写真教室のようすを見学してきましたよ。
韓国の小学校では、日本で言うところの「特別講座」のような枠で、なんとなんと写真の授業があるんです。うらやましい…これは各学校が選択するものなので、すべての小学校で採用されているわけではないのですが。
国から先生が選ばれ(試験があるのかな)、その先生には生徒たちが使うカメラ(コンデジ)が貸与されます。前回のブログで紹介したEun Gyeongは、写真の先生でいくつかの学校を受け持っています。

今回は2つの小学校で授業に同行させていただきました。見学だけのはずが、我慢できるはずもなく…一緒に授業を楽しんできました〜。
「선생님(ソンセンニム)」」(先生、の意味)と呼んでくれるのがうれしくてずっと舞い上がってました(笑)
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今回訪れた小学校は2カ所。
小学校に足を踏み入れるだけでもドキドキわくわくする。日本人が学校に来るのが珍しいみたいで、ほかの学年の子供たちまで教室に様子を見に来る。
「ハーイ!!」と元気に挨拶すると恥ずかしそうに手を振る。逃げる生徒は、追いかける!(笑)
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一つ目の小学校は高学年のクラスと、低学年のクラス、両方の授業に参加しました。
高学年のこどもたちは比較的カメラにも慣れていて、自主的にどんどん写真を撮っていきます。この日は校庭に出て、自分たちの影を撮ったり、ジャングルジムに登ったりアクロバティックな撮り方に挑戦したり、友達にポーズをとってもらったり。撮った写真をすぐに一緒に確認して「もっと下からのアングルだと迫力がでるよ〜」ってアドバイスすると撮り直してくれる。
高学年になると、「ただ写真を撮る」という行為から本人なりの美的感覚に基づいて理想とする「よい写真」を撮ろうとしたり、「面白い写真」のために思考錯誤したり。個を意識し始めているのがわかる。これは半分「写真表現」の世界に足を踏み入れている。
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低学年の授業はとっても可愛かった!週に一回の、写真の授業がとっても楽しみにしているよう。はやく撮りたそうに、うずうずしてる。(笑)日本のこどもたちと一緒です^^
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さあ、外に撮りにいこう!!
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低学年のこどもたちは、ただただ「撮ること」そのものが楽しい。この日の授業のテーマは「色」。先生が「赤!!」って言ったらいっせいに赤色の被写体を探しにいく。「黒」って言ったら黒の写真を撮りにいく。色を一生懸命探す。見逃してしまいそうな小さな色も発見して写真を撮る。こどもたちは目を凝らして観察する。
彼らにとって、写真は「アート」でも「表現手段」でもなく、ゲーム(遊び)なんです。
精神分析学者フロイトが言ったそうです「子供たちが熱中する唯一のことは"遊び"だ。」と。写真は遊びの中にある。うん、やっぱりそうだ!!

教室に戻ってみんなで写真を撮り合った。
そう。下の写真みたいに、韓国ではこどもから大人まで、写真撮るときはみなこのポーズするんです。「プインプイン〜♪」っていいながら。「はい、チーズ」みたいな感じかな。とってもはやってるみたい。授業が終わると、こどもたち全員に囲まれて「バイバイ」ってハグしてくれた。またくるね。
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2日後、もうひとつの小学校はもっと小さな小学校でした。すごく生徒が少ないから、全校生徒8人で一緒に授業です。この学校、とっても美しいんです。なんと海まで5分ですよ。この日の授業は海岸にでてみんなで写真を撮りました。
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子供たちが集中して写真を撮るのはたぶん30分くらい。(笑)30分をすぎると海で遊び始めたり「ね〜アイスを食べよう!!」ってなるのは日本の子供たちと同じ。この30分タイマーがとてもとてもかわいくて愛おしい。
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今回小学校を訪問して、実際に子供たちと触れ合って本当によかった。8月のフォトフェスでは、うちの子供たちはこの子たちと一緒に写真展をするんだと実感を持てた。当たり前だけどこれはとても重要だと思う。本当は韓国までこなくても写真を送って、あとはよろしく〜っていうやり方もあった。でもそれだとEun Gyeongのことも、一緒に写真を並べる子供たちの顔すらわからなかったし、本当の意味でこの写真展の意図を理解できなかった気がする。

このあと、カフェに場所を移してもうちょっと深い話をすることに。
Eun Gyeongとの普段のコミュニケーションは拙い英語でもうほとんど大丈夫だったのですが、写真の話や教育論、展示プランなどを細かいニュアンスは下手な英語では伝えるのが難しい。ということでこの日は、通訳さんをつけてもらいました。
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改めてEunの言葉が日本語に変換されると、彼女はとても頭がよく写真を知り尽くしていて、愛にあふれた素晴らしい教育者でした。韓国のこどもたちへの写真教育システムや、直面している問題…理想と現実を教えてくれました。
ディスカッションの中で結構真剣に包み隠さずお互いに言いたいことを言いました。
「こどもらしい写真とは何か」
「大人の美的感覚を介入させたくない」
写真に関して、言いにくいことも全部話し合ったけど、大切な根っこの部分がまったく同じでふたりでとても安心しました。そして展示の方向性がきちんと決まりました。

「こどもたちの目」をありのままみてもらおう。

ある側面で写真はとても正直です、子供たちが普段どのように世界を見て観察し感じているのか。
それを知りたいし、知ってもらいたい。

大きな写真展で展示する。これはすごいこと。当然、気合いも入る!
ついつい、こどもたちの写真技術の未熟な部分を修正したり、大人の感覚を無意識にあてはめてしまいそうになる…
でも、この誘惑に打ち勝って。
こどもたちが普段見ている世界を見てもらうために、極力大人の感覚を取り除こうと。そのままの状態で。

これは簡単そうでとても難しいんです。つい「子供なのにこんな綺麗な写真撮れるんだぞ!」ってね、主張したくなるんですよ。撮ったあとの写真を整えるのって普通のことだし、子供たちの写真の素材は本当にいいですし。

だから今回韓国に送った子供たちの写真は、明るさや彩度やコントラストなど、必要な最低限の微調整すらも手を加えていません。すべてこどもたちが自分で選んだ設定(もしくは何も考えないで撮った)そのまんまです。ぶれてようが、ちょっと暗かろうがそのままです。
きっと、大人から見たらいい写真なのかどうかはわかりません。でも、それでいいんです。

ぼくたちは、考えられる最良の着地点を選んだと心から思っています。

8月30日から、いよいよUlsan International photo festivalがはじまります。とても立派な会場に写真を展示します。ぼくはこれにあわせて再び韓国を訪れます。本当はこどもたちを一緒につれていきたいんだけどね…ぼくが代表して見てきます。また展示の様子はここで報告しますね。

僕個人としては、今後は日本でも小学校などで、こどもたちと写真で遊ぶ機会を作っていきたいと思います。
(ぼくの夢「日本縦断小学校写真教室の旅」が現在構想あっためてます。前述したように「カメラの確保」がとても難しいから…。けっこうまとまった数が必要で。カメラメーカーさんにスポンサーをお願いしなきゃ(笑))

まだもうすこし準備に時間かかりますが、日本中、世界中、オファーいただければかけつけますからね!!おじいちゃんになったら、ろくに仕事もせず、これだけしていようかなとか思ったりしています。

Eun Gyeongをはじめ、今回日本人のぼくを小学校の教育現場に招いていただいた韓国の教育関係者のみなさま、本当にありがとうございました。
とてもとても勉強になりましたし、感動的な時間を過ごすことができました。心から感謝します。
# by nana-photoroom | 2012-08-05 20:41

韓国への旅 Dong MyeongとEun Gyeong

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Dong Myeong、笑った顔も、笑ってない顔もきれいな男性

序章
すっかり時間がたってしまいましたが韓国のお話を整理しないとね。
日本に戻ってすぐに夜カフェスタートとギャラリーオープンが重なったので写真の整理もままならず、って感じだったのですがここらでちょこっとブログに整理します。
日程ごとに区切ると、ベトナムの旅日記みたいにとても長くなるのでカテゴリーでわけて3つくらいにします。

改めて話すと、韓国行きの目的は8月30日からウルサンという都市で開催される「Ulsan International Photo Festival」にナナツモリの子供写真教室「みらい」の生徒たちが撮った写真を展示されることになったので、その打ち合わせと、韓国での小学校での写真教育の現場を視察する目的で一週間お休みをとって行ってきました。
これが、この旅で決まっていた唯一のこと。
それ以外の一週間のスケジュールや明日ぼくがどこに泊まるのかも、本当に何もわかっていなかった。

「全部まかせてください」とすべてを調整してくれたのが、今回写真展へ誘ってくれたEun Gyeongでした。彼女は写真家で、写真アカデミーの先生で、子供たちへ写真を教えています。
ぼくと同じことを考え、行動してる人が韓国にいる!!
会わないで、話さないで、見ないで、こんなすてきな企画を進めるなんて我慢なりません。とにかく、行こう、さあ行こうと。行った先に必ず何かある。それはもう確信でした。

「こどもと写真」

経営基盤でもある自分の撮影業務を縮小してまで、真剣に取り組んでいこうと決めたテーマ。
決意してすぐの出来事だったから。ただただ巡り合わせを受け入れる、本当に何も考えず韓国にいきました。

Dong Myeong

韓国初日、PM8:00すぎに仁川空港につく。
Eunからのメール「わたしの友達があなたを空港まで迎えにいきます。友達の家に泊まってください。楽しい夜を過ごしてください」
ぼくを迎えに来てくれる人が、男性なのか女性か、おじさんなのか若者なのか、年齢も家族構成もさっぱりわからなかった。
ミステリーツアーの招待状みたいで面白くて、あえてそれ以上の詮索をせずに言われるがまま身を任せることにした。
空港について。さあ、ここから僕はどうすればいいんだ。笑
キョロキョロ人の動きを注目してると、めがねのおしゃれな男性がぼくをみつけて手をふった。

飛行機の中で必死で覚えてきた「こんにちは、はじめまして。ぼくの名前は〜」の韓国語のくだりをまったく使いもせず「Nice to meet you!!」と握手を求めたら、とても照れくさそうに笑った。
彼の名前はDong Myeong。

「ごはん食べましたか?」
「いいえ、お腹がすきました」

遅い時間だったので、空港の飲食店がほとんど閉まっていたので、ハンバーガーショップで持ち帰りをすることに。暗くなった空港のベンチでふたりでハンバーガーをほおばった。
途中、酔っぱらいのおじさんが絡んできて、ユーチューブでいろんな動画見せられたり何故かアメリカ賛美の話をされたりとせっかくのDong Myeongとの初Dinnerを邪魔されたけど、最後にビスケットをくれたから「ま、いっか」と思った。

仁川空港からDong Myeongのソウルのマンションまで地下鉄で30分くらい。駅から家までぼくの大きな荷物ももってくれるとても優しい男性です。
彼の部屋につくと、間接照明にシンプルな家具にMacと写真。とってもおしゃれな部屋でした。

彼はPhotographerでした。彼の撮った写真を床に並べて、仕事や写真のことをたくさん話した。
日本じゃない国で、ついさっきはじめて会った人と夜遅くまで写真の話をできるなんて!!最高に幸せな夜。何より、見ず知らずの日本人を快く迎え泊めてくれるなんて。

写真用語とかちょっと難しい会話は、ノートパソコンを2台並べて翻訳機を使って話した。グーグルの翻訳機は意外と使えて、ほとんど理解できた。

シャワーを借りて、寝床はDong Myeongが自分のベッドを譲ってくれて眠った。おかげでぐっすり眠れた。彼のおかげで、この旅がとても素晴らしいものになるだろうと確信した。

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Dong Myeongのめがねと愛読書。

朝早く起きて、ソウル駅からKTX(韓国版の新幹線)に乗り込む。Dong Myeongはソウル駅のKTXの座席まで送ってくれた。「ひとりで大丈夫だよ〜」って言ったけど、旅は色々と不便がつきものだからと。優しい…日本人女性が韓国人男性に虜になるのがちょっとわかった。ベトナムのときもそうだったけど、ぼくは旅先での男運がいい!!笑

ここから2時間半の電車旅。目的地はウルサン。

ありがとうDong Myeong。あなたからもらった写真は大切にします。いつか日本で写真展してくださいね。

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Eun Gyeong。とても頭のいい人。そして、こどもたちと写真への愛にあふれている。いつも忙しく仕事の電話が鳴る

Eun Gyeong
ウルサンにつくと、Eunが駅まで迎えにきてくれた。とっても近代的な立派な駅。失礼だけど、ウルサンはもっと田舎の駅だと思っていたよ。
お互い、英語が得意ではない。Eunは韓国語のみ、ぼくはもちろん韓国語は話せない。
だからとっても未熟な英語で話すわけなんだけど、それがとても面白かった。
結局4日間ほど一緒に行動したけど最後まで話が尽きなかった。小学生レベルの語彙力でよくこんな長い時間話していたなあと改めておもう。
Eunとの出会いは、ぼくの仕事においてとても大きな転機となるものだったと今でも思います。

見えそうで見えなかった、ずっと「もや」のかかっていた自分の進むべき道の視界が一気にはれました。すべては彼女と、韓国で出会った人々のおかげ。

この日はEunの授業がなかったので、釜山まで車で連れて行ってもらいました。
ウルサンから車で40分くらい。そう遠くない。
途中、大きなお寺によってベンチでフルーツを食べた。名前は忘れちゃったけどメロンに似た果物。
Eunのお母さんがタッパーにつめてくれたフルーツ。ぼくはこれだけで幸せな気持ちになる。

Eunには本当にお世話になった。もう本当に何から何まで。

移動はすべて車で連れて行ってくれて、ぼくのここに滞在する間のスケジュールも考えてくれていた。
釜山には、とても美しい写真専門のgalleryがあってEunに連れられていくつか訪れたのですが、中でもGoEun Museumは素晴らしいgalleryだった。うらやましい…関西にもこれくらいの規模の立派な写真Museumがほしい…今回の展示は「Nuclear」原発です。
日本人、韓国人、ドイツ人が3人の写真家が撮影した原発のある風景を、特大サイズで展示されていた。こんなところで福島に出会うとは思ってもみなくて、心がざわざわした。
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Eunはここでもときおり仕事で訪れるらしく、写真家でディレクターの方やキュレーターの方々を紹介してもらった。写真集をいただいたり、お茶を飲みながら写真の話をした。
彼女が案内してくれたところは、どこも写真にまつわる場所や人のいるところで、ぼくはそのすべてにドキドキして毎日がとてもハッピーだった。

韓国にいる間、昼間はgalleryや人に会い韓国のおしいしものを食べSPAに行って、途中車や食事中でも写真の教育現場の話や意見交換をし、夜はカフェやゲストハウスで遅い時間まで日韓の子ども達のプリントを並べて展示方法や写真の選び方を考えた。
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「何故こどもの写真を発表するのか?」
またどのような展示プランにすればより見ている人に伝わるのか。
時にはぼくが一番いいと思う写真を彼女は選ばなかったり、逆に韓国のこどもたちの写真をぼくがカテゴリーごとにわけてみたり。
それはぼくにとって、時間を忘れてしまうくらいとても楽しい作業だった。

こどもたちと写真のお話はつぎでゆっくりと。

つづく


Eun Gyeong HP
http://www.fotoeun.com/#next
# by nana-photoroom | 2012-07-01 20:29