ナナツモリ・タムラのblog。      「写真と遊ぼう」をテーマに      写真のはなしいろいろ。         僕の写真もすこし…。


by nana-photoroom

プロフィールを見る
画像一覧

以前の記事

2013年 10月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 11月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月

その他のジャンル

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧

たまちゃんのお父さん

e0175258_1216145.jpg

土曜日に卒展のパネル貼り作業を終えて、
いよいよ明日火曜日に、雑貨スペースの什器を運び出して
全員の写真の配置場所のあたりをつけて
そしていよいよこの水曜日には搬入です。

最後の授業も無事におわり、
これでとびら第三期生の1年間のカリキュラムはすべて終了しました。
あとは卒展を残すのみ。

最後の言葉の中でなぜか話の展開で、
ちびまるこちゃんのお話になったのでここでも少しお話します。

ちびまるこちゃんにでてくる、
まるちゃんの親友、たまちゃんのお父さんのお話です。

たまちゃんのお父さんは写真が趣味で、登場シーンでは
いつもだいたいカメラ(ライカ)と一緒です。
写真バカ、親バカの優しいお父さん、という設定です。

誕生日や運動会などの記念日はもちろん、
うれしそうに笑ってるたまちゃんや
悲しいことがあってシクシク泣いてるたまちゃん、、、
「泣いているタマエもいい!!」といってはカシャカシャ写真に撮っていくわけです。

「なんでこんな時まで写真を撮るの!お父さんヒドイ!」
、とたまちゃんに怒られ、
反省しつつも、我慢できずにまた泣いてるたまちゃんを撮るわけです(笑)

このときのたまちゃんには、
こうまでして写真を撮るお父さんが嫌で理解できなかったろうと思います。
だけど、たまちゃんが大人になったときに
笑った顔や泣いた顔、いろんな自分の顔が写った写真たちを見て
その前後の出来事や、泣いた理由までの記憶が全部繋がって
忘れられない記憶として残っていくんだと思うんです。


ちなみに、まるちゃんの友人のたまちゃんも、
たまちゃんのお父さんも、実在する人物です。

作品のモデルにもなったたまちゃんパパは
本当にカメラが好きで、数年前に他界されたそうです。

15年ぶりにたまちゃんと再会した作者のさくらももこさんは、
遺品であるパパの宝物だったライカのカメラを
たまちゃんから譲り受けたそうです。

たまちゃんの家族にとっても大切な宝物だったライカは
今、まるちゃん(さくらももこさん)の手元にあるんですね。

カメラって、ただの機械じゃないんですよね、きっと。


写真は記憶そのものであり、
忘れてしまう、「いま、このときを」切り取ることのできる、
不思議な道具です。

ぼくも、たまちゃんのお父さんのように
20年後さきの未来を撮っていきたいな、って思います。
大切な仕事のひとつとして
写真の素晴らしさをこれからも伝えていけたらいいな、
とたまちゃんパパから学びました。

あくまで個人的見解ではありますが
恥ずかしげもなく言ってしまうと、
写真は愛なくしては撮れない、と思っております。
たぶん、そうです。


カメラを向ける、その先にあるものに
たくさん愛情を込めて写真を撮れるといいですね。
by nana-photoroom | 2010-03-16 01:06