ナナツモリ・タムラのblog。      「写真と遊ぼう」をテーマに      写真のはなしいろいろ。         僕の写真もすこし…。


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神様仏様ハッセルブラッド様

e0175258_16512334.jpg

突然ですが、僕に新しい趣味ができました。
それはな、ななななんと。ずばり「カメラ(写真)」です。(笑)
そうです、仕事とは別の、「楽しむ写真」に今どっぷりはまっています。

といっても趣味でのカメラはもっぱらフィルムカメラです。

きっかけは、故障して防湿庫に眠っていたハッセルブラッドを、
高額な修理代金覚悟で修理に出したところ、以前にもまして元気になって戻ってきたこと。
(実際は思ったほどかかりませんでした、もっと早くに出しておけばよかった…)

20代前半の極貧時代に、確か3年?のフルローンで購入した若さと勇気の証!(笑)

e0175258_1621638.jpg


消費期限の切れた古いブローニーフィルムを入れて試しに撮影してみたところ、
カール・ツァイスレンズの美しくシャープな描写力にすっかり魅了されてしまって
すっかりこのカメラの虜になってしまいました。

ハッセルには「作法」なるものまで存在し、使い方や操作の順序を誤ると
簡単に壊れてしまうという、非常に繊細なカメラで
使う側の知識や経験が多少必要になるカメラです。
(当時の僕はこの作法を知らず、壊してしまったのは言うまでもありません…)

このカメラには、当たり前についている露出計が内蔵されていないため、
正確に適正露出を得るためには、別途単体露出計を用いる必要があります。
↓こんなやつです。
e0175258_168414.jpg
こういうカメラに慣れてくると大体の露出はイメージできたりするものです。
晴れの日中なら、ISO100で、大体F16、SS1/125くらいで適正露出。
日陰はここから絞り2段分開けて、夕暮れは3段くらい開けて…など。

最新のカメラのほぼすべてが自動的に露出を計ってくれるため、
このあたりの写真撮影に必要な「勘」が育たないのはやむをえないことなのかも。





歴戦の写真家たちは、こういった勘や経験を積み重ね
誰にも真似できない写真表現を可能にしてきました。
カメラそのものに、写真の撮り手たちは育てられてきたのかもしれません。


…ちょっと話がそれましたね。もう少しこのカメラ(ハッセル)の話を。
フィルムサイズは基本6×6(単位はcm)の正方形です。
6×6サイズは昨今のフィルムカメラブームの中でも人気が高く、ホルガやダイアナなどの
トイカメラでもこのフォーマットが使われているのはみなさんもご存知かと思います。

写真家では、川内倫子さんの作品なども同じ6×6サイズで撮影をされてます。
(彼女のカメラはローライフレックスという2眼レフカメラですが)

e0175258_1711443.jpg

こういう時代だからこそ、こういったカメラを選ぶのもいいかもしれませんね。

ファインダーを隅々までよく見て→ピントや露出を決める→じっくり撮る

「カシャッ」「シュボッ」

写真を撮るひとつひとつの動作の中に、背筋が伸びるような感じ…緊張感。
私たちの住む世界が、大切な目の前の人が、写真に成る。

デジタルカメラにもフィルムカメラにも、
それぞれの素晴らしい特性があり信念があります。
どちらを手に取ることになっても、「撮りたいものを撮る衝動に基づいてシャッターをきる」
ということに変わりはありません、カメラは本当に面白くて、美しいです。

マニュアル操作で動かすフィルムカメラ。
クラシックカーのようにかっこよくてドキドキしますよ。
カメラが全部をやってくれなくても、それ以上の本質的な喜びがあるように思います。
35mmの一眼でも、ブローニーの中判カメラでも。
今後のカメラライフにおいて、是非みなさんにも一度は手にとっていただきたいなあ。

マニュアルカメラ少しほしくなりました…?(笑)
近いうち、中古カメラ屋さんをいくつか紹介するのでお楽しみに~。
by nana-photoroom | 2009-06-27 14:55 | 機材いろいろ